ライブトレースをAdobe・Illustrator持ってなくてもやりたい人はCLIPStudioPaint proかEXを試してみよう

以前ライブトレースをAdobe・Illustrator持ってなくてもやりたい人はInkscapeを試してみようって記事書いたんですけど、他の方法もあったので改めて。今回は有料ソフトのCLIPStudioの話です。持ってる人はこれで代用しようぜ!ってことです。
2021/6/1に記事に見直し・編集して更新上げしました。初稿投日時: 2015年5月2日
CLIPStudioPaint PRO/EXで、ラスター線を一発でベクター変換できるようになってます
情報源: イラスト、マンガ制作ソフト CLIP STUDIO PAINT | CLIP STUDIO.NET
ComicStudio、IllustStudioのセルシスが新たに開発したイラスト、マンガ制作ソフト。Win/Macに対応し、イラストやマンガを快適かつ効率的に制作するための制作に必要な機能がすべて用意されています。イラスト制作にはPRO、マンガ制作にはEXがおすすめです。
CLIPStudioPaint リファレンスガイド より引用
レイヤーの変換【PRO/EX】[レイヤー]パレットで選択した、レイヤーの種類を変換します。レイヤーの種類・表現色を変更したり、選択範囲の描画を画像素材レイヤーに変換したりできます。
やり方がよくわかんなかったので自分用にメモです。
アナログ線をスキャンして線画調整したい人には朗報ですね。
ベクターレイヤーへの変換方法
これでOKボタン押すだけです。
簡単でしょ?
手書きロゴもこのクリップスタジオのベクター変換使えばいいってことです。
PhotoshopやPhotoshop Elementsエレメンツなどで加工したいときは保存形式を「tiff形式」にしてPhotoshop等で「ファイル」>「配置」で画像置くと線画劣化が減ります。ただ、tifやtiff形式はものすごくファイル容量でかいので注意。
参考リンク: tiff形式 メリット – Google 検索
以下はPhotoshop Elements12 A4サイズ 解像度600のファイルにtiff配置して拡大してみたものです。
今回はクリスタで解像度350で変換して、Photoshop Elementsで解像度600の原稿に貼り付けたからこうなったのか?と思って、Photoshop Elementsの解像度350の原稿にtiff配置しなおしてみました。
お、これなら大丈夫そうですね。
補足:バージョンアップでsvg形式に保存できるようになってました
2021/6/1追記
svgはできるんですけど、グループとしてはきれいになってない感じがします。
本来塗りつぶして線の色入れておきたい部分に色がついていない状態です。
複雑な漫画原稿などの線画の場合はベクターパスをその他ソフトにもっていくためにつかう、というよりは、clipstudioソフト内で完結がいいかなと思います。

クリップスタジオdebutではついてない機能ですので気をつけてくださいね。