ClipStudiopaintの「ペン使い辛い!」とストレスためてる人は設定を見直してみよう
注意
Windows10でもだいたいやることは同じですので、参考に残してあります。
2021年4月22日にWacom公式の参考情報リンクを追加しています。
2023年3月1日にCLIPStudioPaintのデフォルトGペンの独自調整法についてと第三段階を追記しました。
アナログ線引きマンの憂鬱・・・それは、デジタル線画の線がうまくいかない。
ソフトXXから乗り換えた。
アナログからデジタルに乗り換えるために一念発起してペンタブとソフト買った。
こういうときの使い始めって、
「うわ使い辛い・・・・自分失敗した?高かったのに」
って思う人、多いと思います。
私はPhotoshop・ClipStudiopaint・saiを趣味で持ってて
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Photoshop・・・漫画イラスト写真加工、調整、コラージュとかパスとか。とても使う
ClipStudio・・・原稿台割、トーン貼りでほどほどに使うけど、これからもっと覚えて使いやすくしたい。
sai・・・落書きで使う
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でだいたい遊んでます。
で、「どうしてソフトでペンの使いやすさ違うのかなー。これどのソフト起動しても同じにできないの?」
と思ってました。
でも、「アナログで線引くほうが簡単早い」という意識が強すぎて、今まで「ペンを使いやすく調整する」という事をすごく適当にしていました。
今回はクリスタについてちょっと見直しました。
結果、とても描くの楽になりました。
検索するとたくさんノウハウ出てきますが、私が目を通し、実践してみて「あんまり難しくない設定で調整できて、改善が大幅にできた」と感じたもの、厳選した記事のリンクをしています。
デジタルは描き辛い!と思ってる人は是非試してみてください。
第1段階:ドライバー側の設定とクリスタの筆圧自動調整をする
『筆圧弱めの私』が前よりペン入れしやすくなった設定メモ【CLIP STUDIO PAINT】 – お絵描きとかするところ
↑こちらの記事の方はmacとintous4利用されてるようですが、旧時代のintous2板タブ(まだ使えるよ!)+win7(64bit)でも設定できました!
↑クリペ公式ユーザーズガイドはこちら
↑やわらかくするのは曲線が上。
硬くするのは曲線が下。
と、覚える。
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2021年4月22日追記
ペン機能のカスタマイズ intuos Wacom公式
上記記事参考にして、自分の環境で実施した設定
★タブレット設定
注意
参考:海外タブレットGAOMONのドライバー設定画面について(2019年版)
コントロールパネル→デバイスとプリンターの設定→ワコムペンタブレットのプロパティ
で、以下の画面にたどり着きました
この画面で「ソフトを追加する」をするとの事ですが、画面赤丸ついてる「+」ボタン押すと選択追加できます。
上記リストにソフトのタイトルが出ない!という時は、一度閉じて、筆圧設定したいソフト起動しっぱなしで、このコントロールパネル開きなおすと出てきます。
参照ボタンを押し、ソフトの起動ファイル(.Exe)を直接指定することでも追加登録できます。
★ClipStudio側設定
環境設定側
参考記事を元に「複数の線で調整を行う」でやりました。ここの筆圧調整は、ソフト本体の大本設定なので、自動保存され、次回起動時もちゃんと反映されてます
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最初はこれで色々調整してみるのがいいかもしれないです。
印刷原稿作成特化にするなら、アンチエイリアスは切った状態、かつ、「ベクターレイヤー」で調整してみてください。
2023年追記:ペン側詳細設定
上記環境側設定をしたら、各ペンの「サブツール詳細」で「手ブレ補正」は最弱にしてまず書いてみてください。手ブレ補正かかってると逆に描きづらいケースがあります。
手ブレの補正のかけ方は「ゆっくり描いたときに補正をかける」にする設定に変えてみるのもありです。
私は主線はアナログ線で、現在も墨汁にゼブラGとゼブラ丸ペン使ってる人間ですが、CLIPStudioPaintで漫画線を引く際は手振れ補正弱い方が思ったのに近い線ひけました。ちなみに筆圧すごく高いです。
CLIPStudioPaintにデフォルト搭載のGペンを以下の通りに調整しています。
*サブツール画面出ない時は
ウィンドウ→サブツール詳細
をクリックすると
こういった画面になります。
*サブツール画面出ない時は
ウィンドウ→サブツール詳細
をクリックすると
こういった画面になります。
第2段階:○○っぽい書き味のペンが欲しい
今回私はsaiのような書き味の落書きできそうなペンが欲しかったので、以下の記事を参考にしました。
『CLIP STUDIO PAINT』でSAIのような書き味のペンを作る 投げっぱなし日記
http://d.hatena.ne.jp/takhino/touch/20120701/1341117761
これと、クリスタ素材に有る「これだけで塗る筆」でだいたいsaiっぽくできます。
2021年追記:私が使っているペンの紹介
色々素材取り込んで試してみたんですけど、
現在、私のクリスタの主力ペンは
基本で入っているの一式に加えて
これだけで塗る筆
ざらつきペン
墨筆
シャーペンカスタム
saiペン(上記記事参考に自分調整したもの。自分で調整できない!という方は、saiペンでassetで検索すると出てくるものを検討してみてください)
↑メインで使ってるのだいたいこれだけになってます。
第3段階:ショートカットを覚える。割り当て変更する。
2023年3月1日追記
ここはデジタル絵初心者向けのお話です。
ペンの設定がなんとかなったら、利き手の反対側の手で「紙を回す動作」と「画面を拡大縮小」のショートカットひたすら練習して覚える!
描きづらいなぁ…って思ってる人で、紙回す作業がPCでうまくできない人は慣れるまで頑張って!紙回すのうまくなってきたらやりやすくなるかも。私も「パソコンソフトで原稿用紙を回す」って技を覚えるのには時間かかったです。
それかタブレットのショートカットボタンに登録しておくと良いです。
とりあえず最低限だけでも。。。って人は
windowsクリスタなら
キーボードの「ほ」か「へ」どっちか押すと作業中に紙が回るよ!
キーボードの「め」を押した後、ペンで線ひくように動かすと拡大縮小するよ!
「せ」を押すとペンでまた線がひけるモードになるよ!
↑これだけでも覚えてると違う。はず。
というわけで、調整したペン設定で描いてみた
アナログでいつも線ひいている私が、デジタル線オンリーでどれだけできるようになったのか?
CLIPSTUDIOPAINTの3Dやイラスト素材頑張って使ってかいてみた。
2016年、記事作成当時
何とか書いてる感じがはんぱないですが、これでも筆圧調整したらだいぶ当時描きやすくなってたんですよ。
2021年、筆圧調整しつつ描いた絵

何年も向き合ってようやくなんとかかんとか、上達が見えている?かもしれない。
まだまだああでもない、こうでもない、とクリスタと戯れるのは続きそうです。