自分の描いた漫画作品を電子書籍にする方法

2013年4月26日

*現在お試しで色々やってるため、この記事は随時追加修正をかけています*


2020/05/06 book☆walker追加、ほか公式Twitterアカウントリンク追加、記事修正
2019/8/10 パブーが閉店予定になったため削除
2017/12/06 漫画ゲット終了したため、リストから削除
2015/01/23:キンドルについて追記
2014/01/11追記:キンドルについて追記
2014/04/24:記事内修正

スマホやタブレット端末用にマンガを投稿する方法

今はタブレット端末・スマホの利用者が多いわけで、

 PCで漫画を見る<<<スマホで漫画見る 

が主流になりつつあるわけです。特に1次創作(オリジナル)作品作ってやってる人なら露出はできるだけ多いほうがいいけど、自分のサイトでスマホやタブレット仕様にするのはめんどくさいし、管理が面倒だし、第一転載対策も不安だ。。。というわけで私が出した結論はこちら。

 漫画閲覧をスマホやタブレット端末対応(しかも販売もできる)してる企業に身を寄せればいいじゃないカ(*´д`*) 

というわけで、まだ投稿してないのもあるのですが、探してきたのがコチラの会社さんたちです。
条件は

    ☆会員登録で月額料金を取らないこと
    ☆販売手数料が売れるごとに課金であること・無料配布対応していること
    (ぶっちゃけ、完成作品をのちのち個人事業主として売りたいので、そのツールがそろっている+スムーズに利用できるフォームになっていること。)
    ☆毎週投稿とかの連載を強制されないこと
    (趣味でやってるので毎日・毎週とか無理なので、自分のペースで投稿しても許されたい系向けがよい)
    1次創作で勝負できそうなこと
    (二次創作も混在してるプラットフォームだと埋もれちゃう可能性も高いので)
    ☆SNSがメインじゃないこと
    (著作権の関係と、評価制度での「数値化」や交流ありきで展開がメインではないことにしぼってます。
    また、SNSは宣伝ツール・試し読みお知らせなどに利用するのを想定しています。
    なので、インスタグラム・ツイッター・ピクシブは外しています。)

です。

upppi
https://upppi.com/

<引用>upppi(ウッピー)では電子書籍を手軽に投稿することができます。
コメントや評価を通して、コミュニケーションや創作活動を楽しもう!

経営母体は広告でおなじみのココ↓
少年漫画も青年漫画もオンラインコミックを100円レンタル、電子貸本Renta!から運営会社: 株式会社ネオアルド に変更になってます。
コチラはタテのコミックで一枚イラストも投稿可能。ガイドラインを守ればあくせくせず、比較的まったりと利用できます。ただ最近はスパム投稿が発生しているのが気になる。

とりあえず過去作品を編集して投稿してみました。【お父さんの花】をupppi版
まだ見てないって人は良かったら御覧下さい。おっさんのマンガです。
あげてみた感想としては、推奨投稿サイズの縦800pix以上で画像上げようとしたらエラー起きましたので注意。縦サイズ800ピクセル以下で投稿すると自動拡大されて、線がぼやけるようです。閲覧は会員登録しなくとも無料コンテンツはOK。広告はやっぱり入る。
【追記】レンタのアプリを使ってウッピー投稿作閲覧可能だが、どうも私の使ってるアンドロイド端末とアプリの相性が悪い。画像拡大、縮小、ページジャンプ機能がバージョンアップ後うまく動作しない。これ何とかならないかなぁ。

Comico
https://www.comico.jp/
Twitter:https://twitter.com/comico_jp
<引用>
あなたにも、プロ作家デビューのチャンス!チャレンジ投稿から公式作品が続々誕生。
世界累計2,400万DL · 続々アニメ化決定中 · 人気小説が無料読み放題 · 人気オリジナルマンガ無料

日本でガチンコ挑戦、フルカラー大丈夫こいやぁ!な漫画かきさんとか、連載である程度ストック持ってる、デビューしたい!というにはいいんじゃないかな。趣味で不定期に投下してる人には向かないかも。
とにかく定期的に量とネタを続けられる人、読み手・評価者が若い、というのがOKならあり。漫画描くなら独自規格の画像サイズ「縦長」があるので、それに映えるコマワリするために制限あるかもですが(少女マンガ古風の変形コマワリや見辛かったり、少年漫画アクション特有の変形ゴマの魅力を出すのが難しい)4コマとかギャグとかなら抵抗ないかも。

BOOK☆WALKER

同人誌・個人出版 著者登録ページ(著者センター)
https://author.bookwalker.jp/
<引用>
Twitter:https://twitter.com/BW_self
KADOKAWAグループの電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の同人誌・個人出版サービスです。
オリジナル作品はもちろん、東方Project二次創作作品も公認流通で電子書籍販売可能!
販売登録などすべて無料です

同人誌よりの界隈で活動中で、完結作品持ちであれば作家登録して販路を確保するのにはいいと思います。
が、角川なので、作品傾向としてライトノベル系色が強いほうがいいともいますし、販売前に審査あるので、作家登録できても「魅せ」を研究を怠らない人向けです。
ロイヤリティの支払いも1円から対応なのでお試し版の安価作品も作りやすい。

KDP (キンドル ダイレクト パブリッシング)
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/

<引用>Kindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) は、Amazon Kindleストアで本を出版するためのサービスです。以下の利点を活かして、KDPで本を出版してみませんか。
無料で簡単 出版にかかるコストは無し。
世界中で販売 Amazonの販売経路を通じて、世界中の読者に本を提供できます。
今すぐに出版 出版手続きにかかる時間は5分、本は48時間以内に販売されます。
70%のロイヤリティ KDPセレクトに登録すると、日本でも70%のロイヤリティを獲得できます。
多言語対応 日本語、英語を含む7か国の言語で出版できます。
今日からKDPで本を出版しましょう。

 
・・・というわけで、ざっと見たが、これはグローバルでガチで戦いたいというのであれば、ありです。キンドルFIREHD(Amazonタブレット)・Kindleアプリ使ってる人は私が思うに「新しい物好き」な一般ユーザが多いと思う。そこらへん意識した作品を持っていけば良いんじゃないかな。連載で何巻も出すよりは、完結作品を1冊しっかり作りたいし、表紙のデザインもでこだわってみたい人向け。
基本作品は有料設定ですのでそこらへんの仕組みを理解した上で使ったほうがいい。素人装丁だとまず売れない厳しい世界です。

キンドル書籍はクレジット・Amazonギフト券・Amazonショッピングカードで支払可能。アマゾンショッピングカードはコンビニで買えるので、購入方法を広く設けられるのも魅力ですね。

【2014年1月11日追記】
暇つぶし雑記帳さんのEPUB3::かんたん電子書籍作成と、EPUB3::かんたん電子書籍(comic)を使えば簡単にキンドル用の本が作れるようです。
特にコミックについては、キンドルがKindle Comic Creatorを提供してます。現在ダウンロードしてどのくらいできるのか挑戦中です。

ちなみにキンドルはアンドロイドスマートフォンでも、Ipadでも読めるようだが、閲覧者に快適な閲覧環境を整えているかどうかは疑問。評価がかなりアレだ。アプリをダウンロードしてもらえればOKとの事だが。。。

【2015年1月31日追記】
clipstudiopaintで作った原稿がキンドル出力に対応したようです

クリップスタジオ 公式より
Kindle向けコミック作成ガイド▼
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/749

参考:キンドル 自費出版 グーグル検索結果

一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法 価格:99円…参考に買って読んでみました。「何故この本をこの価格で売っているのか」「どうしたら売れるのか」「ぶっちゃけ、儲かる?」という内容です。お小遣い稼ぎにはなるようですが、やはり、営業力必須のようですね。

使えそうかなーと今見ているのは上記会社のものです。
創作している人は淡々と作品を更新するタイプと、みんなで交流しあって楽しむタイプの方がいますが、今回紹介したのは評価ツールや交流ツールがある程度そろっているサイトなので、前者のタイプの人には肌に合わないところもあると思います。

以下電子書籍投稿について私見的まとめ

    【考えられるメリット】

  • こういった一式ツールを自前で用意するのはかなりコスト的につらいので、用意してる物に乗っかっちゃったほうがラク。特に昨今、ipadやスマートフォンでの閲覧が増えているので、漫画や小説を手軽に読みたい層もターゲットにしたいなら一考の価値有。(ライトユーザーで、スマホ・pad端末あればネットできるし、PCなんて仕事で使うくらいでいいか、って人はだいぶ増えましたよね。だってスマホってpc買うくらいの値段しますし)
  • 投稿のタイムランはいじれないし、パクリ防止になるかな?
  • 電子書籍会社を利用してる一般読者が流れてきてくれることも・・・という可能性はわずかでもありますよね。1次創作なんて反応なし当たり前、でもコメとか評価ほしい!反応してほしい!という思いは作り手なら誰でも一緒だ。
    【考えられるデメリット】

  • 会社の仕様変更が突然あったりする。パブー利用してたときにメールで「運営会社変更の知らせ」が来たり(「運営会社かわるので登録情報もその会社に移しますよ」などの連絡が書いてありました)利用規約細かく変わってることがあります。そのチェックも必要です。
    Puboo(パブー)運営会社はロリポップから株式会社トゥ・ディファクト(2Dfacto, Inc.)に変更され、運営されてましたが、2019年9月末日に閉店するとのことです。・・・こういうことにも対応しないといけないってのがありますね)
  • 有る程度のレベルを求められるし、会社の利用規約に沿った内容での投稿が求められる。鉛筆落書きで投稿とかは許されない雰囲気のところが多いです(特にキンドルは品質には厳格な規定があります)
  • 見る目が増えるとその分批判も増える

せっかく作ったものですから、できれば見てもらいたい。みんなが使ってる端末にあわせてみやすくしたい。
自費出版で作るのも読むのも簡単になりましたねー。

mausu

そうそう、同じ作品をマルチポストするのは規約を読んでからにしましょう。
私も気をつけるよ。

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