ペンタブレットって必要?どれがいいの?(過去モデル分)
情報が古くなったため、別記事としました。
2018年4月版

intuos インテュオス
導入版としてお手軽初心者向け板のペンタブレット。
5種のセットが出てます。
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・お手軽絵描き・手書き文字用 Draw(ペンオンリーモデル)
・写真加工用 Photo
・デジタル3D用 3D
・イラスト用 Art
・漫画コミック製作用 Comic
ポイントは
☆バンドルしてるソフトが違うこと。
☆Drawタブモデル以外は、ペンタッチとは別に、指の動きでのマルチタッチ機能が搭載されている
☆ワイヤレスモデルがある
ソフト何にも持ってない!まずは体感したい!ならこれから始めて問題ないですし、アナログで線引いていて、繊細な筆圧感知をデジタルに求めないならこの板タブレットで十分です。
サイズはSサイズとMサイズのみ。
intuosは紹介パンフレットが非常に丁寧に製品・選ぶポイントを解説しているうえ、初心者向けとして見やすかったです。
intuos pro インテュオスプロ
板のペンタブレット上級者向け。
漫画のペンの入り、抜きをデジタルに頼るなら、必然的にこちらのモデルです。
線引いている体感は圧倒的にこちらが良いです。前時代のintuos板タブモデル使ってる人なら、買い換えても戸惑いはない操作性。
むしろ性能アップしてて良いことだらけです(笑)
ワイヤレスモデルもありますが、有線で基本なんでも接続したい私にはあまり必須ではないかなーという感想です。
(私は無線をあんまり信じていない。混線してトラブルとめんどくさいことしか起きなかったので・・・)
紙に書いたものをボタンひとつでデジタル化できる「PaperEdition」があって、紙と鉛筆大好きな私には心揺れたのですがネックは「専用ペンが必要」なこと。普通の鉛筆で書いたのはだめなのね・・・。普通のカーボン鉛筆に反応して欲しいのですが、それはムリかなぁ。未来に期待します。
板ペンタブレットのサイズはSMLの三種類。
ワコムのパンフレットに選ぶポイントが書いてあったのですが
使用環境に合わせたサイズをオススメします
最適サイズ目安
モニター15インチ以下・・・タブレットサイズsmall
モニター15-24インチ・・・タブレットサイズmedium
モニター24インチ以上・・・タブレットサイズlarge-ワコム intuos 活用ガイドより引用
とありました。
私の環境の場合、モニターが23-24のものよく使ってるので、medium、Mサイズがよい、ということになりますね。
Cintiq シンティック・Cintiq pro シンティックプロ
液晶ペンタブレット。
今回はwindows10OS搭載モデルを触ってきました。
(システムを確認したところ、
Cintiqはdell
Cintiq proはサードウェブ=ドスパラ
がワコムと提携して作ったようです)
「でかいPCモニターに書き込む」という感じからさらに「デカイWindowsタブレットに書き込む」という体感になってきました。進化しましたねー。
ペンで書き込むとき、以前は液晶画面が「ムニッ」ってへこむ感覚があったのですが、今回触ったときはそのへこむ感覚も少し減ってました。筆圧高いのは相変わらずなんですけどね、液晶画面が変わったのかも。
今回も液晶タブレットに関しては
「フルデジタルでやるなら一考するかなぁ・・・?」
「フルデジアニメーションするなら液晶ペンタブはアリだ、コッチのが便利だ」
と私は思う程度でした。線を引くのはアナログ派なのと、アニメーションやる予定がないので、ここまで高性能な処理、繊細なタッチをPC側に求めないのも理由にあります。
値段も高価なモニターを1台追加して買うくらいになりますので、どの程度までやりたいか?が購入判断の鍵になりますねー。
液晶ペンタブレットで気になったことについて
<その1>
22インチや27インチまで大判で出ていますけど、基本横置きで使う想定でボタンなどの配置がされてるのが気になった。
アナログ派の私は基本原稿縦長(B4、A4)で使うんですよね。
iPadなどのタブレットで何か書き込むときも、基本縦なんですよねー。
こんなに画面広いなら、縦でA4原寸状態で液晶画面に書き込みたいとか思ってしまった。
見開き確認するときは横画面だいぶ助かるんですけどね。
現在Windowsタブレットが縦横回転対応してるので、このデカイwindowsタブレットのような液晶ペンタブレットも縦に使いやすいようにできればいいんじゃないかなと思いました。
(もう少し突っ込んでいうと、左利きの人想定してないボタン位置構成なので、左利きのひと使いづらそう。
板タブのときは気にならなかったけど、液晶ペンタブだとシステム等の構成上、どうしても物理スイッチ増えるので左右のボタン位置がどうしても気になる。こういうのって一度感覚的に駄目だとおもうと苦手意識出ちゃうんですよね。慣れるまで時間かかるというか。紙とペンだと自由に動かせるところなのでもどかしいというか)

<その2>
あと、こんなに液晶画面でかいならついでにフラッドヘッドスキャナー機能も一緒につけて、写真や画像スキャンできれば便利じゃないかなーと思いました。
ついでにつけちゃえないですかね?ムリですかね?図面とか取り込むときにスキャナー端末別ってめんどくさいんですよね。一緒になれば1個の端末で画像加工できるから楽ですよねー。
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2004~2017年版
pcで絵を描くとき、フルデジタルで漫画描くなら絶対あったほうが良い。
趣味の範囲内なら、そんなに高いの用意しなくてもいいです。
ワコム バンブー
BambooFun
初心者にも優しいお値段はWacomBamboo=intuos Penです。
しかし、安いなりの筆圧感知能力と最低限の調整機能だと思ってください。
手首腱鞘炎気味の私にはこのタブレットで作業し続けるのはくのはちょっと辛かった。
筆圧高い方の自分でも結構力入れて描かないといけなかったので、手首への負担がちょっと・・・。
↓
進化して intuos Pen へ
2014/01/24追記
バンブーの名称が変わり、intousになってることを確認しました。触った感覚は書き味は私の古いintousと変わらなくなってきてます。ただ、導入版のものであるのには変わりありません。試したソフトとブラシ設定がまずかったのか、入りと抜きの形状が気になった。
2015/04/01追記 最新版はワコム Intuos Comic マンガ・イラスト制作用モデル Sサイズ CTH-480/S3 【新型番】2015年1月モデルとなります。
ワコム intous
私はこちらのWacom Intuos シリーズを使ってます。
ちょっと高いです。
が、筆圧感知も細かく調整できますし、ファンクション登録もできるので楽。
そして書き味がシャーペンに近い。安いペンタブで作業してて「ペンタブ苦手だ」と言ってた友達が、こちらに買い換えて「スムーズすぎる」と、びっくりしてました。それぐらい違います。個人的体感としてはSサイズは小さい、Mサイズがのびのびかけて好き、Lサイズはでかすぎて机のサイズと相談、そんな感じ。
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進化してintous pro へ
2014/01/24追記:intous→intousproへ名称変更したらしい。
ワコム Intuos Pro プロフェッショナルペンタブレット Mサイズ PTH-651/K1
昔のものより若干本体が軽く・厚みが減った気がしました。書き味は相変わらずスムーズ。
じゃ、「液タブ」もとい、「液晶タブレット」ってどうなの?
私がWacom 液晶タブレットシリーズを使ってみた感想。
(2015年以降、wacomでCintiqシリーズとして売ってるのが液晶タブレットです。
海外製のものもありますが、このサイトではワコム製品に特化して参考情報を提供しています)
<2015年以前の液タブ>
「ライトボックスに直で描きこむ」という感じ。わかってもらえただろうかこの感じ。ずっとライトボックスつけっぱなしで漫画描いてた人なら慣れっこかもしれませんが、目が疲れやすい人にはどうかなぁ。
それと液タブ表面、かなり熱を持ってます。夏とかPCつけて液タブまでつけてたら手汗すごいことになりそうなのは容易に想像つく。そのくらい表面熱いです。冬はあったかいかも(笑)。
↓
<2015年以降の液タブ>
2014/01/24追記:液タブの最新版を利用する機会があり、体感してきました。「トレース台に書き込む」感覚から 「モニター画面に直接書き込む」 感覚にグレードアップしてました。書き味も過去のものから段違いに書きやすくなってます。液タブ表面の熱は過去のものより大夫マシです。モニターをずっと触っているのと同じ感覚になります。それでも夏は暑そうなくらいの温度かな。
私は筆圧がめちゃめちゃ高いので、液タブにアナログの感覚で挑んだら画面が「ムニっ」とへこむのがわかって、壊しそうであわててそっと描きました。
お値段高いのは相変わらず。かなりの覚悟必要。ハイスペックモニターをもう一台買う感覚になりますね。
フルデジタルで、線画から描く!というなら一考もアリ?程度で考えてください。
趣味でここまで投資するか、それともフツウのペンタブレットでいいやと考えるかはあなた次第。
(余談ですが、私英文字苦手人間なので、商品名「Cintiq」が読めなくて困ってました。検索かけてようやく「シンティック」って読むらしいのを知った。読み仮名振ってくれ・・・)