cPanel 編・Yandexやcompute.amazonaws.comをブロックする方法
このサイト含め、各趣味サイトのドメイン持って運営しているのですが、レンタルサーバーのメインは今「mixhost」(みっくすほすと)の初期申し込み価格で年間契約しています。
mixhostにかぎらず、管理画面にcPanel (しーぱねる)を採用している会社ところもあるので、今回は
.htaccessでその都度書き込んではじくのもいちいち大変だなぁと思っている人
かつ、
サーバーのコントロールパネルが「cPanel」採用されている人
向けに自分がかりたドメインサーバー全体でリファラスパムをはじく方法を案内します。
cPanel IPブロッカーを使ってみよう
まず、Yandexやcompute.amazonaws.comのIPアドレスを特定します。
アクセス解析をいれて、出てきたドメインを
IPひろば 無料版
や
お名前.COM Who is検索
で調べると大体わかると思います。
cPanelにログイン、セキュリティの段落にあるIPブロッカーを開く

調べたIPアドレスを入れて「追加」を押します。
入れる形式がおかしいとエラーが出てそもそも追加できません。
IPアドレスの入れ方は単一はもちろん、広範囲指定、ワイルドカード指定、ドメイン入力で自動IP変換指定、とあります。
「もー!趣味サイトなのに海外スパム嫌!
あっ、うちcPanel使えるジャーン!」
って人は全体的にブロックかけれますのでお勧めです。
cPanel IPブロッカーのデメリット
レンタルサーバー全体に効果をもたらすが、配下に複数ドメインに対し、個別制限が利かないため、各ドメインごとに設定したい場合には向かない。
例えばabc.netというのを借りてて、そこにd.comとe.jpを紐づけて運用している場合、d.comだけにそのルールを適用させるにはやっぱりIPブロッカーは使えません。d.com専用にブロックプラグインや、.htaccessを書いてあげる必要があります。
独自ドメインでメールアドレスサーバーも作って送受信していると、海外からのメールが届かなくなるリスクも上がる。
海外から自動配信しているようなメールが届かなくなるかもしれないので、その時はcPanelのIPブロッカーに再度入って削除して検証が必要になったりします。
巻き込まれIPがでて、Wordpressの海外プラグインが動かなくなったりするリスクもある
海外プラグイン自体がうまく動かなくなる可能性もあります。
念のため、自分が入れているプラグインがどこの国のもので、どっかから呼び出ししてないかは確認しておくといいと思います。
cPanel採用されてなくても、国外IPをはじく設定をもっているレンタルサーバー会社はあります
老舗のレンタルサーバーは、独自のコントロールパネルを用意してますが、大体海外アクセス拒否機能おいてますね。
参考で以下を置いておきます。
さくらインターネット
国外IPアドレスをフィルタ設定したい
ロリポップ
お名前.コム レンタルサーバー
国外アクセス制限を設定する