PhotoshopElementsにInkscapeで作ったベクターデータを配置する方法
2020/9/29 Inkscape Ver1.0.1の操作方法が変わったので記事・画像一部修正入れ替えしました
Inkscapeのビットマップトレース(Illustratorのライブトレースのような機能)を使えば、手書き線をベクターデーターにして、epsで保存できるわけですが、PhotoshopElementsでは画像配置できるファイル形式が限られています。で、なるべく劣化しにくい方法を考えてみました。
- まずPhotoshopElementsで、スキャンしたアナログ線をゴミ取りしてキレイにしておきます。
グレースケール、または2階調化しておきます。私は2階調にする派です。
- Inkscapeでデータを開いて「ビットマップからトレース」を使います。
- Inkscapeの ファイル から PNG形式にエクスポート でpng形式で出力できるのでこれを保存します。
印刷対応させるときは、「エクスポート」ボタンを押す前に実際の印刷サイズの数値と、画像解像度の数値を修正してからにしてください。
InkscapeのPNGエクスポートの解像度初期値は92dpiになってます。 - 再度Elementsにもどって、「ファイル」→「配置」で作ったpng画像を呼び出して好きな大きさに拡大縮小してから確定。
どうでしょう、見た感じ劣化は防げているようです。
以上のトレース機能を駆使すれば、以下の使いまわしに便利です。
Inkscapeは作ったパスのラインに文字を乗せて、動きを作ることもできるよー。
Inkscape 公式
Draw Freely. | Inkscape.
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